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CDレンタルが消える日 [雑記]

仕事の帰り道にとあるCDレンタルショップに立ち寄った。
最近建てられたようで、大手のチェーン店だ。
探している曲があったので、CDを求めて店内を見回したがそれらしい標識がないので、仕方なく店内をくまなく見て回ることに。
仕事のあと目の焦点が合わないせいなのか、いくら探しても歩き回ってもCDコーナーの棚が見えないのに焦りを感じてきた。
まさかと思って、買い取りカウンターにいた店員にその所在を訊くと、「当店ではCDレンタルは取り扱っておりません」と言う。

洋楽にはまった高校時代はまだレコードレンタルが全盛の時で、CDなどは今で言うブルー・レイの扱い程でしかなかった。
その後CDラジカセが安価で量販店に並ぶようになると、レコードは音にこだわる人に向けたレガシーメディアとなりCDに取って代わった。しかし、レンタルという領域はちゃんと存在した。

音楽の流通がデータに変わった事を境にCDの流通は減った。
自分の好みの曲を100円、200円で手に入れる時代になった。データとして。
そしてついに、CDレンタルが店頭から姿を消したのを目の当たりにすることになった。
レンタル、ではなくて、購入を迫られるのである。

日本では未だ普及それほどしていない、映画やテレビ番組の有料配信やコンテンツ購入が進めば、
コンテンツレンタルという領域そのものが姿を消す日がやってくるのだろう。
レンタル消滅の名の下に、不正コピーが無くなることも祈って止まない。
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